先日、3歳の息子が通う保育園で【子供のやる気と自己肯定感】というテーマについて講演がありました(‘ω’)ノ
「やる気を引きだす」ことは、子供のモチベーションを維持するためにとても大切な事なんだそうです。「やらされている」より「自分でやる(意欲的に取り組む)」ほうが良いのは誰が考えても分かるんですが、子供がそう考えるまでに親はどのように導けばいいのでしょうか?
やる気を引きだす為に大切なことが【自己肯定感を高めること】だそうで、自己肯定感は、物事に取り組む意欲(やる気・モチベーション)や幸福度にも関係しています。
今日は、子供の自己肯定感を高める方法についてお伝えしようと思います!
日本人は自己肯定感が低い?
自己肯定感について、日本人は遺伝・環境的に世界の中でも低いと言われているそうです。
平成27年8月に国立青少年教育振興機構が行った調査があります。この調査は、日本・アメリカ・中国・韓国の高校生が対象になっていますが、以下のような結果が出ています。
日本の高校生は、「私は人並みの能力がある」「自分は、体力には自信がある」「自分は、勉強が得意な方だ」「自分の希望はいつか叶うと思う」という問いに対して、「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した者の割合が4か国中で最も低い。
一方、「自分はダメな人間だと思うことがある」の問いに対して、「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した者の割合が高く、米中韓を大きく上回っている。
出典:国立青少年教育振興機構
これは高校生が対象の調査ですが、日本人が他の国よりも自己肯定感が低いと言えるのではないでしょうか?
子供の自己肯定感を高めてやる気を出す方法は?
日本人は自己肯定感が低いという調査結果を書きましたが、では自己肯定感を高めることが出来ないのかというと、それは親と子の接し方・関係性でいい方向に導くことが出来るんだそうです(*^-^*)
子供の自己肯定感が形成されるのは、0歳~6歳の未就学児の間だそうで、この時期に親と子の関りが大切と言われる理由のひとつだそうです。
子どもを育てるピラミッド#図解作成の基本(#ピラミッドストラクチャー)
🙆♂️
【勉強】
【しつけ・ルール】
【自己肯定感(存在への自信)】自分の存在を肯定する気持ちが育っていれば、しつけ・ルールを前向きに受け入れることができます。自己評価の低い子はこれが難しい。 pic.twitter.com/ZYc38mF0D9
— 吉澤準特/図解ツイート多め/Amazon総合7位 (@juntoku_y) 2019年3月5日
大事なポイント4つ!
自己肯定感を高めるために大事なことが4つあります。【否定語を使わない・共感する・同じ目線で話す・具体的に伝える】です(^^)/
詳しく見てみましょう!
①否定語を使わず言い方を変える
子供を叱るときに「どうして〇〇出来ないの?」「○○しなきゃダメじゃない」など言うことはありませんか?
お母さんは当時の状況について叱っていても、子供は否定的な言葉と浴びたという事実の方に意識が向きがちなんだそうです。それが続くと、「自分はダメな子なんだ」と自分を肯定することが出来なくなってしまうそうです。
なので、まずは否定語を使うのをやめるように意識してみましょう!
プラスの言葉に置き換えることで、ママも気持ちだけでなく、子供の受け止め方も前向きになりますよ!
②共感する
明橋先生のメッセージをお届けします😊💖 pic.twitter.com/aGuaPJK7iL
— 子育てハッピーアドバイス(1万年堂出版) (@happyadvice) 2019年3月7日
話を聞かずに「ごめんなさい」強要することはありませんか?
子供には、子供なりの理由があると知って、私は目から鱗の状態でした。自分の不満を聞いてくれる相手が大好きなパパやママで、「それは悲しかったね」と共感してもらえると、スッキリすると同時に自分の味方なんだと安心することが出来ます(*´▽`*)
大人でも、愚痴を聞いて共感してもらえるだけで気持ちが落ち着くことがありますよね。子供も同じなんです!
共感を得ることで、子供も自分で自分の気持ちを整理し、その後に「許すこと・我慢すること」が出来るようになるそうです。
③同じ目線で話す
目線を合わせて話をすることで、はじめて「自分に話している」と認識するそうです。
子供に向けて話をしているのに伝わってないって悲しいですね。せっかくの気持ちや言葉は、ぜひ目を合わせて伝えるようにしましょう!
④具体的に伝える
「おもちゃを片付けなさい」と言うよりも、「おもちゃをこの箱に片付けよう」と伝える方が子供にとって分かりやすく、行動にも移しやすいそうです!
5W1H を英語で習ったこと、覚えてますか?
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