水前寺江津湖公園の情報まとめ!5地区の駐車場情報とおすすめの場所紹介!

公園情報

今回は熊本のオアシスである「水前寺江津湖(すいぜんじえづこ)公園」についてお伝えしたいと思います。地元の人は「江津湖」と呼んでいて、近所の小中学校の遠足やスケッチ大会、散歩の定番スポットになっており、熊本市の自然と触れ合える代表的な場所です。

春は家族で花見、夏は子供と水遊び、秋は公園でひなたぼっこ、冬は(寒いけど)湖上をボートを漕いで渡り鳥を間近で観察する…など、年中を通して楽しめる、とても素敵な場所です。今日はそんな水前寺江津湖公園の魅力をたくさんお伝えしたいと思います!

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公園情報

広大な水前寺江津湖公園は、上江津地区・出水地区・広木地区など5つの地区に分かれています。また、無料駐車場が各所にあり、合わせて420台ほどの車を駐車することが出来ます。駐車場の利用時間は夏期(4月~9月)9時~20時、冬期(10月~3月)9時~19時となっていて、時間になると駐車場は閉鎖されるので注意が必要です。

花火やBBQなど火気厳禁、野球やゴルフなどの固いボールを使った遊び、バイク、スケートボードの乗り入れなどは禁止されています。

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オススメのポイント

水前寺江津湖公園は高い透明度の湧き水とそこに住むたくさんの野鳥や水中生物が生息していて、熊本を代表するオアシスです。

場所と概要、各地域区分

熊本市中央区から東区にある湖で、国道57号(通称:東バイパス)にある斉藤橋を境に「上江津湖」と「下江津湖」に分かれています。上江津湖の東側の一部が熊本市中央区に位置し、その他の大部分が熊本市東区の扱いとなっています。

江津湖全体の面積はおよそ0.5㎢(上江津湖:約0.12㎢、下江津湖:約0.35㎢)江津湖の上を通る斎藤橋の下部分はひょうたんのくびれのようになっており、各湖の面積として対象外なっていて、その湖面の面積は50haもあるそうです。東京ドーム(4.7㏊)のおよそ10倍で、東京ディズニーランド(51ha)とほぼ同じ!広さが想像できますか?

長さ2.5㎞・周囲6㎞と記録されていて、コースの設定次第で複数のルートを選択することが出来るので、ウォーキングやジョギング、散歩のコースとして市民に親しまれています。

また、湖の名前が由来になっている水前寺海苔は、年間の水温が19℃前後のきれいな湧き水が発生する場所でないと育たないと言われており、大正13年に国の天然記念物となった際に上江津湖の一部はスイゼンジノリの育成場所となっているので国の天然記念物と指定されました。

水前寺地区

夏場の隠れた水遊びスポット!水前寺児童公園のちびっこプールと、水前寺成趣園に隣接する広場(通称:旧体育館跡地)から構成されたエリアです。

公共交通機関からアクセスが良く、市電のほかにも多くのバスの通り道になっているので車を運転しない方でも気軽に来れる場所だと思います。児童公園付近の橋の上から見える水流は、上江津湖へと続いており、浅瀬ではたくさんの野鳥が湖面に浮いてくつろいでいる様子を見ることが出来ます。

出水地区

熊本県立体育館と図書館がある場所も含まれ、石畳が整備された遊歩道を進むと背の丈より高い芭蕉の葉が茂る「芭蕉園」があります。この場所は自然がとても豊かでまるでジャングルのようです。まさに森林浴をしている気分になります。

遊歩道と休憩スポット・トイレについて

遊歩道の入り口は階段のみの場所が多いですが、水前寺地区の水前寺児童公園付近はバリアフリーになっているので車いすの方やベビーカーでも安心して通ることが出来ます。

また、遊歩道の石畳もデコボコがなく整備されており、水際にも転落防止の柵があるので安全面からもおすすめの散歩コースだと思われますが、芭蕉園を過ぎると一部、砂利道になっているので足元には注意が必要です。各所にベンチや東屋があり、とても過ごしやすい印象です。トイレは多目的トイレが設置されています。

上江津地区

上江津湖の大部分を占める地域で、ゾウさんプール・ボートハウス・じゃぶじゃぶ池や小島と島を結ぶ4本の橋などがあります。湖岸での釣りや水遊び・ボート遊びや、ランニングコース(クッション素材)を走ったり犬の散歩をする方が多くいらっしゃいました。小島や広場には手入れされた芝生が広がっており、ゆっくりしたいときはベンチや東屋やベンチなどがあちこちに点在するので、ピクニックなどを楽しむ家族の姿もよく見かけます。

駐車場・トイレ

大曲(おまがり)駐車場:熊本市東区1丁目。熊本バスのバス停「大曲」(おおまがり)近辺にあります。駐車台数は37台、駐車場の敷地内に湖畔のカフェやボートハウス、多目的トイレ、自動販売機もあります。

神水駐車場(くわみず):熊本市中央区神水本町18、駐車台数は40台ほど。敷地内に自動販売機、すぐ近くにはじゃぶじゃぶ池があります。

市民病院前駐車場:熊本市中央区神水本町24、駐車台数は75台ほど。敷地内に広い多機能トイレがあり、ほかにも東屋・ベンチ・自動販売機などがあります。

下江津地区

上江津湖から斎藤橋を挟んで進むと全く雰囲気の違った湖が現れます。下江津地区は上江津地区に比べて対岸がかなり遠く、広く感じるのではないでしょうか。

湖ではボート部の学生達が漕艇の練習をする姿を見ることが出来て、そのスピードと迫力に圧倒されます。湖岸ではブラックバス釣りをする方も多く、ウォーキングの途中で通る熊本市動植物園のフェンスからはゾウやキリンが見えることもあり、子供たちにも人気のスポットです。

駐車場・トイレほか

艇庫裏駐車場:熊本市東区広木町5-5、駐車台数は60台ほど。トイレの他に東部土木センターや大学・高校のボートの倉庫があります。

動植物園の入り口があります!

遊歩道沿いを進むと、熊本市動植物園の南門に辿り着きます。この遊歩道の一部が動植物園と隣接しているので、ゾウやキリンの姿を目にしたり、鳴き声を聞いたりも出来ます。

広木地区

桜並木と広い駐車場、水前寺江津湖公園内で1番広い芝生の広場があり、季節・平日・週末を問わず家族や友人同士で楽しんでいます。湧水広場や噴水周りなどの水場はの水深は浅めに作られているので、夏になると子供たちが水遊びをしたり、水中の生き物を探して楽しんでいます。

またこちらの公園ですが、本来は増水時の遊水池として作られていますので大雨の時は完全に水没してしまいます。ですので、こちらの公園でレジャーされるときはレジャーシートを携行しておくことをおすすめします。乾いているように見えても実は草が濡れているなんてこともあります。

各種イベントが開催される他、近年では江津湖で開催されている花火大会の会場にもなっています(2018年は台風の為中止)また、この場所は水前寺江津湖公園の最下流部で、この水は熊本市の南部を流れる加勢川に続いています。

駐車場・トイレ

広木(ひろき)地区駐車場:熊本市東区広木町、駐車台数は普通車220台ほど(大型車5台)。トイレは2ヶ所あり、多目的トイレもあります。管理棟の屋内には広い休憩スペースもあり誰でも利用出来ます。

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水前寺江津湖公園のおすすめポイントまとめ

熊本市のオアシス!水前寺江津湖公園についてまとめてみました。広々として、自然に溢れている場所で大人も子供も動物たちも楽しそうに過ごしている様子が印象的でした!各所に駐車場やトイレ、東屋、ベンチ、自動販売機などが点在しています。

また公園の近くにはコンビニやお弁当やさんも多数あるので、ふらっと来ても1日のんびり楽しむことが出来ると思います。長時間の滞在の際には、季節にもよりますが、ぜひ帽子やテントなどの日よけ対策をすることをおすすめします!興味がある方は、ぜひ足を運んでみてください。

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